今日は何の日
ジェネリック医薬品の日 (12月22日)
ジェネリック医薬品への正しい理解とジェネリック医薬品に期待される役割を広く啓発し、ジェネリック医薬品代替調剤への転換と普及を実現するために活動している「NPO法人ジェネリック医薬品協議会」が2019年10月に「一般社団法人 日本記念日協会」に登録し、制定した。この日は、1997年に厚労省が、ジェネリック医薬品承認のための科学的基準を定めた日で、ここでいう「科学的基準」とは、後発医薬品の生物学的同等性試験の新ガイド ライン(1997年12月22日付け課長通知)のことで、この日にちなみ、ジェネリック医薬品に関する様々な取り組みが各方面で行われることを当法人は期待している。ジェネリック医薬品は先行医薬品と物理化学的に同等であるとともに、生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)も同一であると保証された医薬品で、その普及は国と国民の負担する薬剤費、ひいては医療費を大幅に低減すると試算されている。欧米ではジェネリック医薬品代替調剤は一般化しており、日本でも平成18年4月から処方箋の取り扱いが変わり、それを普及推進することが国の方針として打ち出された。
[引用:NPO法人 ジェネリック医薬品協議会]