今日は何の日
太平洋戦争開戦記念日 (12月8日)
1941年(昭和16年)12月8日午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6ヵ月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した。この日は「太平洋戦争開戦記念日」または「対米英開戦記念日」などとされる。1941年12月2日、大本営(明治以降、有事の際に天皇に直属して陸海軍を統帥した最高機関)より機動部隊に対して「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「ニイタカヤマノボレ一二〇八(ヒトフタマルハチ)」が船橋海軍無線電信所から送信された。ニイタカヤマ(新高山)とは当時日本領であった台湾の山の名で、現在の玉山(ユイシャン)である。標高が3,952mあり、当時の日本の最高峰だった。そして奇襲攻撃の結果、戦艦アリゾナなど戦艦11隻を撃沈、400機近くの航空機を破壊して、攻撃の成功を告げる「トラ・トラ・トラ」(我奇襲ニ成功セリ)という暗号文が打電された。
元々は、ワシントンで交渉していた野村・来栖両大使がアメリカ側に最後通牒を手渡してから攻撃を開始することになっていたが、最後通牒の文書の作成に時間がかかったため、事実上奇襲攻撃となってしまった。その後、アメリカ軍は「リメンバー・パールハーバー」を戦争遂行の合言葉とした。
[引用:雑学ネタ帳]