今日は何の日
コロッケの日 (5月6日)
香川県三豊市に本社を置き、各種の冷凍食品の製造・販売を手がけ、全国の量販店、コンビニ、外食産業などに流通させて、日本一のコロッケメーカーを目指す株式会社「味のちぬや」が制定。日付は庶民の味方として親しまれてきたコロッケを春の行楽シーズンに家族で食べてもらいたいとの願いと、「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせから。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。[コロッケについて]
コロッケは、明治時代の文明開化の中で日本に伝えられた西洋料理の一つで、そのルーツは、フランス料理の前菜の一つである「クロケット」(フランス語:croquette)であるとされている。クロケットの「クロケ」(croquer)はフランス語で動詞「バリバリ食べる」の意味で、「クロケ」が訛って「コロッケ」という言葉が生まれたといわれている。
大正時代の末期から昭和時代の初めにかけて、コロッケを含む洋食が広く大衆に普及した。現在では、精肉店などで販売されるほか、家庭でも調理され、庶民の味となっている。また、冷凍食品としても開発が進み、手軽に美味しいコロッケを食べることができるようになった。コロッケは、トンカツ、カレーライスとともに「大正の三大洋食」または「日本の三大洋食」とも呼ばれている。
日本独自の進化を遂げたコロッケは、日本国外でも日本の料理の一つとして紹介されるようになった。日本国外に逆輸出される日本のコロッケは、日本語そのままに「Korokke」の名前で呼ばれている。
[引用:雑学ネタ帳]