今日は何の日
関西国際空港開港記念日 (9月4日)
“雑学ネタ帳”のような誰が書いているのか分からないサイトには9月4日を「関西国際空港開港記念日」と称しているが、関空関連のサイトや公的なサイトにはそんな記念日があるようなことは書かれていない。もし、あえて関空について書くのなら、「関西国際空港が開港した日」とするのが適切ではないのか…?こういった類のサイトはネタ作りのために、勝手に記念日をでっちあげていることがしばしば見受けられる。そして、それがコピペされ拡散して行き、あたかも事実であるかのように錯覚させるのだから始末が悪い。デマやフェイクもそういった形で広まるのだろう。今はまさに、ネットリテラシーが求められる時代ではないだろうか?前置きが長くなったが、本題の関西国際空港について触れておこう。関西国際空港は大阪湾上の人工島にある国際空港で、人工島は1987年(昭和62年)から、大阪府泉佐野市・田尻町・泉南市の沖合5キロの海上を埋め立てて造成され、1994年(平成6年)9月に開港した。国際線・国内線共に乗り入れ、24時間運用している。関西国際空港は、海底の一番上に堆積している軟らかい沖積粘土層の上に造られた人工島で、現在も島の重さによって沈下が進んでいると言われている。そのため沈下を抑えるための工事が今も行われているという。
[引用:コトバンク]