今日は何の日
信州ワインブレッドの日 (毎月20日)
長野県長野市に事務局を置く信州ワインブレッド研究会が制定。「信州ワインブレッド」とは、長野県産ぶどうを使用したNAGANO WINEと長野県産小麦を100%使用して作られたパンのことである。ワインの風味がほのかに漂う「信州ワインブレッド」の魅力を全国に発信するとともに、農産物の豊かな長野県をPRすることが目的。
日付は日本ソムリエ協会が提唱している「ワインの日」が毎月20日であることから。ワインを囲む食事に「信州ワインブレッド」を合わせて楽しんでほしいとの思いが込められている。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
長野県の小麦は個性の強い品種が多く、年間約7000トンが生産され、生産量は全国14位となっている。国産小麦といえば、以前はうどん用の中間質小麦がほとんどだったが、近年パン用の硬質系小麦品種「ゆめかおり」「ハナマンテン」が長野県で開発された。
一方、ワイン用のぶどうは年間約5500トンが生産され、長野県が生産量日本一を誇る。国産ワインコンクールでは、長野県産ぶどうを使用したワインが入賞を繰り返し、「長野県原産地呼称管理制度」もスタートした。注目を集めるNAGANO WINEとコラボした長野県産小麦の商品を開発できないかと考えた結果、「信州ワインブレッド」が誕生した。
「信州ワインブレッド」は、長野県内の小麦生産者、ワインぶどう生産者の熱い想いを結晶化した商品である。また、中に織り込むフルーツや、サンドする素材も長野県産農産物を使用し、長野県を訪れる人や県内の人に楽しんでもらうことで、地消地産の先進的な取り組みを行っている。
長野県の食に関連する記念日として、9月23日は「長野県ぶどうの日」、10月25日は「信濃の国カレーの日」、11月11日は「長野県きのこの日」、11月22日は「長野県りんごの日」、12月19日・1月19日・2月19日は「信州・まつもと鍋の日」、毎月8日は「信州地酒で乾杯の日」となっている。
[引用:雑学ネタ帳]