今日は何の日
即席ラーメン記念日 (8月25日)
1958年(昭和33年)のこの日、世界初の即席ラーメンである「チキンラーメン」が「日清食品株式会社」より発売された。同社の創業者・安藤百福(あんどう ももふく)が麺を油で揚げる「瞬間油熱乾燥法」を見つけ出し、商品化することに成功した。熱湯をかけて3分後には食べられるという手軽さがうけて、爆発的なヒットとなった。安藤の誕生の地である大阪府池田市には「安藤百福発明記念館 大阪池田」(旧名称:「インスタントラーメン発明記念館」)がある。
日清チキンラーメンは、最初に袋麺が発売され、1991年(平成3年)にはカップ麺も発売された。チキンラーメンは、麺自体に味が付けられているため、生のまま食べることも可能であるが、「おやつカンパニー社」が製造するスナック菓子、「ベビースターラーメン」よりは味が濃いため、やはり熱湯をかけて食べた方が良いようだ。
チキンラーメンが出来たきっかけは、妻が作っていた天ぷらを見た印象や食感をヒントに「油の熱で乾かす」ことを思い付いた事だった。
チキンラーメンは卵を落とせるために、麺の中央にやや大きめの凹み(卵ポケット)が付いている。また、チキンラーメンの「チキン」は鶏を意味する英語「chicken」であるが、商品のローマ字表記は日本語で「Chikin」と綴られている。2018年(平成30年)で発売開始から60周年を迎えた。3月5日は安藤の誕生日から「安藤百福の日」となっている。
[引用:雑学ネタ帳]